エアコン取り付けと化粧カバー

エアコンの取り付けには工事が必要ですが、標準工事のほかにオプションの追加工事が行われることもあります。その追加工事のひとつに化粧カバーの取り付けがありますが、化粧カバーはどのエアコンにも必要なオプションなのでしょうか。実際、化粧カバーの追加工事を行う方は全体の10%未満とされているのです。そのため、化粧カバーは不要と考えてしまいますが、そうではありません。化粧カバーの意味について知った上で判断するべきでしょう。

そして、化粧カバーの取り付けを検討しているのであれば、エアコンの取り付けの段階から業者に伝えておく必要があるのです。そのため、こちらには化粧カバーのメリットについて解説いたします。そして、化粧カバーの取り付けは追加工事になりますので、その費用についても知っておかなければなりませんが、そういった情報も集めました。化粧カバーについて迷っているのであれば、こちらに集めた情報を基にして判断をしましょう。

エアコンの化粧カバーとは何か

エアコンは私たちの生活に欠かせない家電製品のひとつですが、エアコンは室内機と室外機によって成り立っています。室内機と室外機はパイプに繋がっていますが、このパイプに取り付けられた樹脂製のカバーをご存知の方も多いことでしょう。このカバーを化粧カバーと呼ぶのです。この化粧カバーによってドレンホースや冷媒管などをカバーしています。しかし、この化粧カバーの取り付けはエアコンの標準工事に含まれていません。そのため、化粧カバーを取り付けるには追加工事を依頼する必要があるのです。

また、化粧カバーを取り付けなかった場合、配管パイプは配管テープと呼ばれるテープで巻かれています。テープの巻かれたパイプを見たことのある方も多いことでしょう。標準工事では配管テープでの処理になるので、化粧カバーの無い状態でも問題無くエアコンを使用することが出来ます。しかし、配管パイプに化粧カバーを取り付けることで得られるメリットもあるのです。化粧カバーのメリットについて以下で解説いたします。

化粧カバーによるメリット

エアコンとは室内機と室外機によって成り立っていますが、室内機は部屋の中に設置されますので、家具や部屋のデザインに合わせたいものです。そのため、標準工事の配管テープでは少し見苦しくなってしまいます。しかし、化粧カバーを取り付けることで配管をすっきりさせることが出来るのです。また、化粧カバーのカラーはさまざまなバリエーションがありますので、壁紙や家具と合わせることも出来ます。デザインにこだわる方も安心でしょう。

そして、化粧カバーは室外機にも取り付けることが出来ます。標準工事では配管テープが使用されますが基本的な色は白です。外壁と合っていれば問題ありませんが、外壁によっては白がマッチしないこともあります。配管が目立ってしまうと外観が悪くなってしまうでしょう。しかし、化粧カバーであれば好みの色を取り付けることが出来るのです。特に新築の住宅は誰もが外壁や外観にこだわりを持っているもの。

配管を劣化から守る化粧カバー

カバー配管は室内機だけではありません。室外機にも配管は存在していますが、標準工事の場合は配管テープだけで保護されている状態です。しかし、室外機の配管は雨風や日光にさらされているためすぐに劣化してしまい、配管がむき出しになってしまいます。こうなってしまうと配管がダメージを受けてしまい、エアコンの性能にも悪影響を与えるのです。

しかし、化粧カバーであれば配管テープよりも耐久性がありますので、配管を守ることが出来るのです。エアコンは長期的に使う家電製品であることから、配管を保護することは重要なポイントになります。そのため、エアコンを少しでも長持ちさせたいと考えているのであれば、化粧カバーの取り付けを検討しましょう。

化粧カバーの取り付けは追加工事であることから追加費用がかかります。そのため、化粧カバーを取り付けない方も多いのですが、エアコンのランニングコストを考えるとお得になることもあるのです。化粧カバーのメリットは外観だけではありません。

化粧カバーの取り付けが不要な方

化粧カバーは外観を良くするだけでなく雨風から配管を保護する効果もありますが、どのエアコンにも化粧カバーが必要というわけではありません。場合によっては必要ないケースもあるのです。エアコンの室内機には隠蔽配管と呼ばれる配管があり、この場合は化粧カバーが必要ありません。隠蔽配管とは室内機の裏に穴をあけて配管を通す取り付け方法で、これであれば配管が隠れるようになっているのです。

そして、隠蔽配管の場合は壁の中に配管が通っているため、室外機側もパイプが見えないようになっています。そのため、隠蔽配管による取り付けはパイプが一切外側に出ませんので、化粧カバーを取り付ける必要がありません。

しかし、どのような家庭も隠蔽配管になっているわけではありませんので、一般的な取り付け方法の場合は化粧カバーを検討してください。そして、化粧カバーは追加工事ですので、追加費用がいくらになるのか確認しておきましょう。

まとめ

エアコンの取り付けには専門業者による工事が必要ですが、一般的に標準工事だけが行われます。しかし、標準工事の場合はエアコンの配管を配管テープで巻くだけです。室外機の配管は外側に出ているので雨風や日光によってダメージを受けてしまい、配管テープではすぐに劣化してしまいます。そして、配管テープがはがれて配管がむき出しになってしまうと、エアコンの性能も低下してしまうのです。しかし、化粧カバーであれば配管テープよりも耐久性があるので安心でしょう。化粧カバーによってエアコンを長持ちさせることにもつながります。

そして、化粧カバーはカラーバリエーションが豊富ですので、外壁と合わせたカラーにすることが出来るのです。特に新築の住宅は外観にこだわりたいもの。そのため、好みの色に合わせましょう。また、化粧カバーは室内機の配管にも取り付け出来ますので、壁紙や家具に合わせてカラーを選んでください。これによって部屋の雰囲気に合わせることが出来るのです。